西興部村猟区管理協会

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西興部ディアレザー

5周年
西興部村では5年前からNishiokoppe Deer Leather Project を立ち上げて、シカ皮の有効活用に取り組んでいます。

ヒストリー

プロジェクトの立ち上げはエゾシカクラフトサークル
    • メンバー

コンセプトは
①オーガニック素材による皮鞣し
②ハンドメイド
それまで全て廃棄処分されていたシカ皮をどうにかできないか。シカのことを どうにかしたい、村を元気にしたいと考える村内の有志5名で発足しました。

    • シカ

彼らのミッションは
①シカ皮の有効活用
②素材から村内で完結する特産品の開発
③自分たちが鞣した愛着のある革でかっこいいクラフトを作ること
十分な資金があるわけではなく、全てハンドメイドで行うタンニン鞣しの作業は1枚鞣すのに1ヶ月半の期間とその手間を要します。

    • ファーストシューズ

    • フレッシング

      ①フレッシング(剪刀で肉や脂肪片を皮から除去する)

    • 石灰漬け

      ②石灰漬け(石灰溶液のアルカリの作用により、毛穴を膨張させる)10日〜2週間

    • 脱毛

      ③脱毛(剪刀で毛を抜き取る)

    • タンニン

      ④タンニン漬け(3種の濃度の異なる植物タンニン溶液に、漬け込む)3週間〜1ヶ月

    • 加脂乾燥

      ⑤加脂・乾燥(皮に脂を添加し、板に貼り付け乾燥させる)

    • ヘラがけ

      ⑥ヘラがけ(先端が滑らかな突起物に革を擦り付け柔らかくする)

これらの工程を経て、やっとオーガニックによるハンドメイドのタンニン鞣し革が完成します。
1年目は地元のベテラン猟師や北海道大学から技術を伝授していただき、ようやく3枚の皮をなめすことに成功しました。成功したとはいえ、市販のものとは違い、自然にできた傷や、鞣す過程でできてしまった、傷や鞣しムラなどが出来てしまい、決して商品にできるものではありませんでした。しかし彼らは何よりも、自分でなめすことができた充実感と達成感で、その革には並々ならぬ愛着がわき、全ての革を自分たちの最良のクラフト作品に仕上げていきました。その中には今では伝説となる、ハンターとなり、初めて捕獲したシカで産まれてくる娘のファーストシューズを作ったお母さんもいました。みんなで作ったエゾシカクラフトは村の文化祭で発表し、良い反響をいただきました。
    • くつ

2年目からは1年目の課題を再考し、なんとか商品になりうる革を仕上げ、試作品の作成から商品の販売まで達成しました。
お披露目の場は「村おこし祭り」!
本来、売るからには完璧な商品を皆様に提供しなければなりませんが、お客様一人一人に我々のコンセプトを理解していただき、ご購入いただきました。皆さん本当にありがとうございました。今では、販売の場を道の駅「花夢」や各種イベントに広げ、札幌、遠くでは神奈川県まで遠征したこともありまた。受注生産も積極的に取り入れ、西興部村長、議長をはじめ、村関係者の方々に顧客としてご贔屓にしていただいております。

    • むら興し
クラフトサークルの活動内容は2週間に一度のクラフト制作、年に一度の総会、花見、忘年会とみんな仲良くサークル活動を楽しんでいます。
    • サークル
    • 飲み会

そして、
皆様のご協力のもと、今年5周年を迎えることができました。皆様本当にありがとうございました。
5周年を迎えた今年度からはクラフトサークルの組織改革を行い、今まではサークルの方にボランティアで行っていただいていた、特産品の開発・販売の部門は猟区管理協会が吸収し、サークルではミッション①②を中心に楽しんでいただけるようにしました。特産品の作成をサークルの一部の方に有償で負担していただくことにより、サークルメンバーの負担も解消し、村に新たな雇用が生まれました。特産品の開発については今まで同様、クラフトサークルにもご協力いただきたいと思っております。
これからは販売の場をインターネット にも展開し、さらにシカ皮の有効活用に取り組んでいきたいと思っております。さまざまな可能性を持つエゾシカ。これからも大切な命をできるだけ無駄にしないように努力していきたいと思っています。
今年度中には関係者の方にお集まりいただき、記念パーティーを開催したいと思っています。

    • 5周年1

お問い合せ先

特定非営利活動法人 西興部村猟区管理協会

  • 住所:〒098-1501 北海道紋別郡西興部村字西興部485
  • 電話:0158-87-2180
  • ファックス:0158-87-2180